結婚式の両親への手紙:感動を与える手紙作りの4つのコツ



今、このサイトに辿り着いたあなたは、結婚式の両親への手紙を書こうと思っているけれど上手な文章を作れない!とお悩みではございませんでしょうか?

両親への手紙は結婚式のクライマックスといっても過言ではない、両親、親族をはじめ会場に来ていただいたお客様も感動させることが出来るメインイベントです。両親への手紙で最も大切なのは上手な文章ではなく「両親への感謝の気持ち」です。今日は誰でも無理なく両親への手紙を作り上げることが出来るコツをご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね!

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1.堅苦しくないラフな文体にしましょう



最近では改まったお手紙を書く機会が少なくなっています。いざ、両親への手紙を書こうとすると思うように書くことが出来ない原因の一つがちゃんとした文章を書こうとし過ぎることです。改まった文章はカッコよく聞こえますがどこか他人行儀に感じてしまいます。結婚式のご両親への手紙は日常、ご両親とお話ししている言葉で、普段行儀の文章で構いません。そのほうがあなたにとっても文章を書きやすいですし、何よりご両親や会場内にいるお客様の心にも響きます。冒頭でご説明した通り気持ちのこもった文章が一番大切です。あなたの気持ちがしっかりと伝わるように書きやすい文章を書くことを心掛けましょう。

2.文章の構成を考えよう

結婚式の両親への手紙を考えていくとき、一度に全ての文章を考えようとすると難しく手が止まってしまいます。両親への手紙は構成を分けて考えることによってグッと楽に文章を作ることが出来ます。

1.導入

2.エピソード

3.結び

上記の3段構成は一般的なスピーチの構成です。各パート毎に文章を組み立てていくと、キレイなまとまりある文章を作ることが出来ますし何より頭もスッキリしてスラスラ文章が書けるようになりますよ。次からは各パート毎について詳しくご紹介していきます。

2.1.導入

まずは両親への手紙の「導入」部分を見て行きましょう。導入部分は下記のような入り方が一般的です。

両親への感謝の気持ち

手紙の出だしに両親への感謝の気持ちを入れるパターンです。もっとも一般的なオーソドックスな入り方です。

お父さん、お母さん、今日まで育ててくれてありがとう。お父さんお母さんのおかげで今日という日を迎えることが出来ました。

ゲストへのお礼

締めの挨拶は新郎がするパターンが圧倒的に多いです。新婦であるあなたがお話し出来るのは両親への手紙が最後になるとき、この場でゲストへの感謝の気持ちを述べてもよいでしょう。

本日は大勢の皆様に祝福していただき、本当にうれしく、感謝の気持ちで一杯です。今日はこの場をお借りしまして両親への手紙を読ませていただきたいと思います。

現在の心境・喜び

花嫁になった素直な心境や喜びをこの場で表現するのも素敵な導入となります。

結婚式という日が、こんなにもうれしいものだと知りませんでした。今、喜びを心の底から感じています。

手紙に込めた思い

両親への手紙に込めた思いを先に述べることによって、手紙の内容がより一層ご両親の心に響いてくれます。

お父さん、お母さんにこうして手紙を書くのは初めてです。ちょっと照れくさいけれど◯年分のありがとうの気持ちを精一杯伝えたいと思います。

 

以上が導入の例文となります。同じ文章にする必要はありません。あなた自身の言葉で作りかえてみてくださいね!

2.2.エピソード

お手紙のメイン部分となる「エピソード」です。ご両親とのたくさんの思い出の中から特に印象深いものを選んでみましょう。エピソードを通して感じたこと、ご両親へ伝えたいことを恥ずかしがらずに述べてあげてくださいね!ここでの注意点はたくさんのエピソードを詰め込み過ぎるとまとまりのないお手紙になってしまいますのでエピソードは1つ、2つにとどめておきましょう。お父さんとのエピソード、お母さんとのエピソードを一つずつ選ぶとご両親も喜んでくれるでしょう。お互いに知らないエピソードなんかも素敵ですよね。

思い出エピソード

・出生時の話

・家族でお出かけしたときの話

・クリスマス、誕生日などの記念日の話

・学校行事の話

・ほめられたりしてうれしかった話

日常エピソード

・あいさつ、家訓など我が家の習慣の話

・両親が仕事で頑張っているお話

個性ある両親のエピソード

・両親の大好きな一面のお話(やさしい。理解ある、料理上手など)

・両親の尊敬出来る一面のお話

今だから言える謝りたいエピソード

・ケガや病気したときのゴメンナサイ

・反抗期にたくさんケンカしたときのゴメンナサイ

・結婚が遅くなってしまってゴメンナサイ

・自分の進路を勝手に決めてゴメンナサイ

結婚までの道のりエピソード

・結婚を反対していたのに最後は認めてくれたことに対してのアリガトウ

・結婚報告のときのエピソードや旦那様を歓迎してくれたことに対してのアリガトウ

・結婚式の準備を積極的に手伝ってくれてアリガトウ

以上が両親とのエピソード例です。両親との思い出は数え切れないほどあるはずです。あまり難しく考えずに日常の何気ないやり取りの中にもたくさんあるはずですよ!エピソードがどうしても思いつかない際に参考にしてみてくださいね!あなたにしか書けないエピソードを、あなたの言葉で作ってみてください。エピソードは上手な文章ではなく、ご両親への気持ちがこもっていることが何より大切です。

2.3.結び

導入・エピソードに続き最後は「結び」の言葉で締めくくりましょう。

新生活の豊富や決意

これから始まる結婚生活、妻として、母としてどのような家庭を築いて行きたいかを伝えます。

いつまでもお互い支えあい、尊重し合える二人でいたいと思います。そして、おじいちゃんとおばあちゃんになったときに、この人と結婚してよかったと心から思えるように、今日から頑張っていきます。

新郎のご両親へのメッセージ

結びに新郎のご両親へのメッセージを盛り込むと気遣いを感じる素敵な結びになります。

◯◯さんのお父様、お母様。まだまだ至らないところの多い私です。何かとご迷惑をお掛けすると思いますが、ご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。

両親へのメッセージ

最後に両親へのメッセージを入れるパターンです。感謝の言葉、健康への気遣い、アドバイスのお願い等を伝えます。

お父さん、お母さん、これから二人だけの生活が始まりますね。夫婦水入らずの新婚気分に戻って旅行や趣味など、今までできなかったことをこれからは二人で存分に楽しんでください。

 

以上が結びの文例です。最後にゲストへのメッセージを盛り込んでもOKです。文例を参考にしていただき、素敵な結びの文章を作ってみてください。

3.両親への手紙を書くときのポイント

両親への手紙の構成はなんとなく決まりましたでしょうか? 構成が決まったらいよいよ文章を書いていきましょう。文章を作っていくうえでのポイントをご紹介します。

手紙の時間の目安

両親への手紙の時間の目安は「2〜3分」、文字数にして「600〜800文字」程度が好ましいです。あまりに短すぎても素っ気ないお手紙ですし、長すぎるとゲストも聞いてて飽きてしまいます。また、当日は感極まってお手紙を上手に読めない状態かもしれません。長いお手紙だと大変ですのでお手紙は2、3分にとどめておくのが無難です。

ゲストへの配慮を忘れずに

両親への手紙なので主役はご両親です。しかし、ゲストが聞いていてチンプンカンプンなエピソードは避けるようにしましょう。あまりに内輪の話になりすぎるとゲストは感動することも楽しんでいただくことも出来ません。ゲストが聞いてもわかりやすいように主語をしっかり入れる、状況の説明をわかりやすく等ゲストに対する配慮も忘れないようにしましょうね。

4.両親への手紙を読む際の演出

両親への手紙が出来上がったら、最後に手紙を読むときの演出です!手紙の内容が一番大切ですが、工夫をこらした演出は、より一層感動を与えるために欠かせません。是非参考にしてみてください。

BGMの選び方

結婚式によって「BGM」は欠かせない存在です。もちろん、両親への手紙のときのBGMも非常に重要な役割を担っています。BGMを選ぶ際のポイントをご紹介します。

 

GGM選びはとっても迷いどころですよね?結婚式を挙げたみんなが使ったBGMを参考にしてみるのもひとつの手段です。

両親への手紙でオススメの曲

どうしてもいい曲が思い浮かばないときの参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?両親への手紙は作れましたでしょうか?

両親への手紙は友人代表のスピーチが主賓の挨拶とは違い、あなたの言葉で感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切です!あまり難しく考えずに感謝の気持ちを恥ずかしがらずにお手紙にしてみましょう。一生に一度の晴れ舞台、是非、ご両親やゲストの皆様が感動するお手紙を作ってくださいね!そのお役に立てれば幸いです。