人前式とは|3つの特徴とアレンジ自在の式の流れ



ウェディングフェアや、結婚式場の雑誌を見ていると、「人前式」という言葉をよく見かけると思います。

アットホームで、自由なイメージがあるけれど、特徴や流れなどがよく分からずに、お悩みではありませんか?お二人の好みや価値観に合った結婚式を挙げるためにも、挙式スタイルの違いを把握する事はとても大切です。

そこでこの記事では、人前式をよく知るための、3つの特徴や基本の流れ、そして、アレンジ方法まで詳しくご説明します。人前式を検討する際の参考にしてくださいね。

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人前式の3つの特徴

画像:aglass

今では「教会式」についで人気の人前式。人前式は、式の「場所」や「段取り」に決まりがなく、ふたりの個性やこだわりを、自由に表現することができる挙式スタイルです。

特徴1:どんな場所でも挙式を行う事ができる

通常は挙式スタイルによって、結婚式を挙げる場所が決まっています。けれど、形式にとらわれない人前式なら、レストラン・十字架を外したチャペル・ホテルのロビー・キャンプ場・水族館・クルージングなど、場所の許可さえとれれば、どこでも式をあげることができます。

特徴2:「段取り」や「演出」を自由自在にアレンジできる

全て流れが決まっている「教会式」や「神前式」に比べ、人前式では、「入場」から「退場」までの全ての段取りや演出を、自分たちで自由自在にアレンジする事ができます。

特徴3:誓いのことばを自由に決められる

人前式の目的は、ゲストに対して、結婚の誓いを承認してもらう事。決まったセリフなどはなく、ふたりらしい言葉にアレンジする事ができます。

 

「教会式」「神前式」との違い—

 

画像:NOBUゆうぽうとウェディング

教会式では、入退場には「生演奏」があり、ゴスペルシンガーによる「賛美歌」などがあります。また、神前式では、両家の縁を結ぶ、「三三九度」の厳粛な儀式があります。

これら2つの挙式スタイルの特徴は、自由でラフな人前式に比べ、厳粛な雰囲気を味わえることです。

アットホームな温かい式を希望している方には人前式を。厳格な雰囲気の中で式を挙げたい方にとっては、教会式や神前式の方がおすすめです。

 

人前式の基本の11の流れ

①ゲストの受付&入場

②新郎・新婦の入場

③開式のことば

④誓いのことば

⑤指輪の交換

⑥「結婚誓約書」または「婚姻届」にサインをする

⑦結婚の成立の宣言

⑧承認の確認

立会人による代表挨拶

⑩閉式のことば

⑪退場 

Point!

人前式は、ゲストに結婚の誓いの承認をしてもらうための式。基本的に段取りのアレンジは自由ですが、「④誓いのことば」「⑧承認の確認」だけは必ず組み込むようにしましょう。

 

人前式ならでは!オリジナル感を出すための3つのアレンジPoint

「場所」「誓いのことば」「式中の演出」をアレンジする事で、おふたりらしい演出をしていきましょう。

Point1:場所をアレンジしよう

人前式の場所は大きく分けて2つに別れます。

1、「一般的な式場」での人前式を行いたい場合は、下記のサイトで検索をする事ができます。

ゼクシィ・人前式特集

2、「レストランの貸し切り」や、「キャンプ場」などでの人前式は、それぞれの場所に問い合わせて、相談をしてみましょう。

Point2:誓いの言葉をアレンジしよう

人前式でのメインベントになる、誓いのことば。クスッと笑える誓いのことばや、ちょっぴりかしこまった誓いのことばなど、もっともお二人らしさを表現できる瞬間です。

人前式での誓いのことばの作り方については、下記の記事で詳しくご説明しています。4つのステップを参考にして、ステキな誓いの言葉にしてくださいね。

人前式での「伝わる誓いの言葉」を作る為の4つのステップ

Point3:オリジナルの演出を取り入れよう

人前式の基本の流れをベースに、さらに演出を加えたり、演出方法をまるごとかえる事もできます。風船を使ったり、子供達に協力をしてもらったりと、たくさんの演出方法があります。

下記の記事では、人前式での13の演出アイディアをご紹介しています。人前式の流れを決める際の参考にしてくださいね。

人前式の演出|一般的な流れとプランアイディア13選

まとめ:好きな場所で、好きな人達と、自由な形で挙げる式

人前式の大きな特徴は、ゲストの存在を近くに感じながら、温かい雰囲気の中で式を挙げられることです。

お二人の好みや価値観に合った結婚式を挙げる為にも、挙式スタイルは、時間をかけて検討していきましょう。あなたにピッタリの結婚式になりますように。