結婚式の新郎のウェルカムスピーチを成功させるコツと文例集

結婚式が迫っていて、新郎のウェルカムスピーチではどんなことを話せば良いのだろうとお悩みではないですか？もしくは、無難ながらも気の利いたウェルカムスピーチをしたいと思っているのではないでしょうか？新郎のウェルカムスピーチは、最近多くの結婚式で取り入れられています。

今回は、新郎のウェルカムスピーチを成功させるためのコツと実際の文例集をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

新郎のウェルカムスピーチの役割

新郎のウェルカムスピーチは披露宴の一日の雰囲気を決めると言っても過言ではありません。結婚式に参加してくれたゲストに対する感謝の気持ちを伝えつつ、良い雰囲気になるようなウェルカムスピーチを心がけましょう。

ここからは、ウェルカムスピーチを成功させるコツをお伝えします。

当たり前のことですが、これは一番大切なことです。結婚式に参加をしてくれたゲストに対する感謝の気持ちは必ず一番最初に伝えるようにしましょう。

色々と伝えたいことがあるかもしれませんが、ダラダラと長く話してしまうと間延びしてしまって雰囲気がだらけてしまいます。伝えたいことを簡潔に伝えて、できるだけシンプルで分かりやすいスピーチを心がけましょう。時間としては１〜２分の間にまとめるのが良いでしょう。

紙を見ながらスピーチをしても良いのですが、暗記をしてゲストを見ながらスピーチをする方が気持ちが伝わって良いです。あらかじめ話す内容を紙に書いて、それを暗記してスピーチするようにしましょう。

ウェルカムスピーチはシンプルな内容が良いので、基本的には下記の流れで文章を作っていけばOKです。

まず最初に、結婚式に参加をしてくれたゲストに対する感謝の気持ちを伝えます。「本日はお忙しいところ、両家のためにお集まり頂きありがとうございます。」このような内容でOKです。

次に、無事挙式を終えたということを皆さんに報告しましょう。「先ほど、当ホテルのチャペル内にて挙式を行いました。」このような内容でOKです。

最後に結びの言葉を伝えます。「ささやかではございますが、私達なりにおもてなしをご用意させて頂きました。どうか今日は楽しんでいって下さい。」というような内容を伝えましょう。

ここからは、新郎のウェルカムスピーチの文例についてご紹介をしていきます。その前に、まずはウェルカムスピーチの構成を知っておきましょう。

本日はお忙しい中、両家のためにお集まりいただきありがとうございます。先ほど無事、当ホテルのチャペル内にて式を挙げることができました。誠にありがとうございました。
ささやかではございますが、私達なりにおもてなしをご用意させて頂きました。どうか今日は楽しんでいって下さい。

本日は、私たち二人のためにお集まりいただき誠にありがとうございます。先ほど、式を挙げることができました。ご列席頂きありがとうございました。
披露宴は親族・友人のみで、堅苦しくないものになっていますので、どうぞご自由に、楽しんでいただけたらと思っております。

本日は、私たち二人のためにお集まり頂きありがとうございます。先ほど、滞り無く式をあげました。なお、先日、二人の間に新しい命を授かり、二重の幸せによろこんでおります。本日は、皆さんに楽しんで頂けるように準備を進めて参りました。どうぞ、お楽しみ頂ければと思います。

ウェルカムスピーチをするときは、下記のポイントに注意をするようにしましょう。

特徴的なウェルカムスピーチをしたいと思って、ユーモアさや笑いを入れたいと思う場合もあるかと思います。しかし、その際はゲストが皆笑えるような内容にしましょう。内輪ウケを狙うようなものや、下ネタ、新婦をいじるような内容は控えるようにしましょう。

忌み言葉や重ね言葉はできるだけ使わないように注意をしましょう。どうしても使わなければいけない場合も、できるだけ言い回しを変えて伝えられるようにしましょう。

忌み言葉の例

別れる・離れる・切る・壊れる・破る・衰える・終わる・おしまい・閉宴・失う・出る・逃げる・帰る・戻る・返す・絶える・去る・消える・悲しむ・冷える・遠のく・色あせる・移る・流れる・飽きる・嫌う・変わる・浅い・薄い・滅びる・欠ける・裂ける・割れる

重ね言葉の例

再び・再度・またまた・しばしば・返す返す・ますます・いよいよ・くれぐれ・重ね重ね・重ねて・重々・次々・繰り返し・再三・相次いで・いろいろ・わざわざ・たびたび

今回は、新郎のウェルカムスピーチのポイントと文例をご紹介しました。ウェルカムスピーチは、披露宴の雰囲気を作る大切なスピーチです。今回の記事を参考にして頂いて、ゲストへの感謝の気持ちを伝え、良い雰囲気になるようにステキなスピーチをしてくださいね。