shutterstock_531818362shutterstock_531818362

企業のものとどう違う?自治体主催の婚活パーティーについて

Pocket

最近では婚活という言葉もメジャーになり、全国各地で数多くの婚活パーティーや婚活イベントが開催されるようになりました。「そろそろ結婚を考えられるような交際をしたいな……」と思っている方の中には、婚活パーティーや婚活イベントへの参加を検討したことのある方もいらっしゃるでしょう。

婚活パーティーや婚活イベントには、様々なものがあります。参加者も20人程度のものから200人近い大人数のものまでありますし、内容も集団お見合いのようにフォーマルな雰囲気の漂うものもあればカジュアルに食事を楽しみながら交流をするようなものまであります。

そして、婚活パーティーや婚活イベントには、企業が主催をしているものと自治体が主催をしているものがあります。自治体が主催している婚活パーティーや婚活イベントは、その地域内で参加者を募るように宣伝されていることも多いので、自治体が主催をしている婚活パーティーや婚活イベントについてよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、自治体が主催をしている婚活イベントとは、どのようなものなのでしょうか。この記事では、自治体が主催をしている婚活パーティーについてご紹介します。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

自治体の婚活パーティーには、どんな内容のものがあるの?

結婚式イメージ2

婚活パーティーにも、様々な内容や規模のものがあります。それは、企業が主催している婚活パーティーでも、地方自治体が主催をしている婚活パーティーでも同じです。ただし、傾向としては地方自治体の主催している婚活パーティーの方が大規模なものが少ないと言えます。

それでは、婚活パーティーの内容はどうなのでしょうか。地方自治体は、地域活性化のために婚活パーティーを企画することもあります。地域で婚活パーティーを開催すれば、他の地域に住んでいる人にも自分たちの地域の魅力を発信することができますし、婚活パーティーをきっかけに出会いが起こり、結婚まで結び付けば地域住民の増加にも繋がりやすくなります。

そのため、地域活性化のため、地元の観光スポット巡りや地元の名物料理を婚活パーティーに取り入れたりと、企業が主催している婚活パーティーよりも地域性の強い内容のものが開催されることが多いです。

しかし、地方自治体が主催をしている全ての婚活パーティーで地域性の強い内容とは限りません。企業が主催している婚活パーティーのように、レストランなどを貸し切って婚活中の参加者同士で自由に交流したり、時間ごとに席替えを行いながら一対一での会話をするような婚活パーティーも開催されています。

自治体が主催している婚活パーティーの内容は自治体によって異なりますが、企業が主催しているものとはまた少し違った特色のある婚活パーティーもありますから、企業が主催しているものだけでなく、自治体が主催している婚活パーティーもチェックしてみるといいでしょう。

自治体の婚活パーティーの参加費・参加人数は、どれくらい?

婚活パーティーに参加をするためには、参加費が必要となります。婚活パーティーの参加費は、婚活パーティーの内容や会場によって開催のためにかかる費用も異なるため、婚活パーティーごとに参加費も異なります。一般的には、企業が主催している婚活パーティーの参加費は、女性は2000円~5000円程度、男性は4000円~8000円程度と、男性の参加費は女性よりもやや高めに設定されています。

それでは、地方自治体が主催をしている婚活パーティーの参加費はどうなのでしょうか。地方自治体の場合は、地域活性化のために婚活パーティーを開催すると助成金なども受けられるため、参加費が安めに設定されることが多いです。また、女性と男性の参加費の金額の差は、企業の婚活パーティーよりも少なく、男女どちらでも同じ値段で設定されているものも中にはあります。ただし、やはりパーティーの内容を充実させるためには費用がかかるため、地方自治体の婚活パーティーであっても参加費が高めに設定されているものも存在します。

参加費と同じように、参加人数も気になるものですよね。企業は沢山の広告を出したりすることで大規模な婚活パーティーも実現していますが、地方自治体の婚活パーティーはどうなのでしょうか。

地方自治体の場合は、大規模な婚活パーティーよりも小規模~中規模の婚活パーティーが多い傾向にあります。企業の婚活パーティーでも言えることなのですが、定員割れや男女比率の偏りが生まれてしまうと、参加者ががっかりしてしまい、悪評が広がる恐れがあります。また、そうした事態になったら婚活パーティーによってカップルや夫婦が誕生するのも難しくなってしまいます。地方自治体は大きく広告を出すことが難しいこと、地域に住んでいる人から参加者を募ることなどの事情もあるため、男女それぞれ20名程度といった規模の婚活パーティーを開催することが多くなるのです。

企業のものではなく自治体の婚活パーティーに参加するメリットは?

最近では、全国各地で数多くの婚活パーティーが開催されています。参加者が20名程度のアットホームなものから、200名規模の華やかな婚活パーティーまで様々な婚活パーティーがあります。婚活パーティーの規模や内容は、主催している企業によって異なります。ですから、いくつもある企業の中から自分に合った婚活パーティーを探して参加をすれば、婚活としての出会いを手に入れやすくなります。しかし、婚活パーティーは企業が主催しているものだけではありません。地方自治体が主催をしている婚活パーティーもあります。それでは、地方自治体が主催している婚活パーティーに参加するメリットには、どのようなものが挙げられるでしょうか。

まず、近くに住んでいる人との出会いが手に入りやすい点が挙げられます。都市部で開催される企業主催の婚活パーティーは、婚活パーティーのポータルサイトや自社ホームページ、インターネット広告などを使って全国的に宣伝をしています。そのため、開催地となっている街に住む人だけでなく、開催地から離れた場所に住む人も参加することがあります。住んでいる場所が参加条件に含まれていないのならば誰でも参加をすることができるのですが、婚活パーティーに参加をして気になる人と出会えたとしても、相手が遠方に住んでおり、なかなか次のステップに進めないという事態も起こりやすいと言えます。その点において、地方自治体が主催している婚活パーティーは、地元紙や掲示板での告知をしていたり、参加条件に居住地が含まれていたりするため、近くに住んでいる人が多く参加し、住んでいる場所が近い相手と出会いやすくなるのです。

次に、その土地の雰囲気がわかりやすい点が挙げられます。地方自治体が主催をしている婚活パーティーでもその地域に住んでいない人も参加できるようにして、地域の活性化を図ろうとしている場合もあります。そうした婚活パーティーならば、結婚後に暮らしたい街で開催されている地方自治体による婚活パーティーに参加をすることで、その地域にはどんな雰囲気があるのかを実際に感じながら出会いを探せます。

そして、その土地ならではの観光やグルメも楽しめる点が挙げられます。地域活性化という目的もあって開催される地方自治体による婚活パーティーは、婚活をしている人の出会いを応援するだけでなく、地域の魅力も発信し、多くの人に地域に興味を持ってもらえるようにするための努力をしていることも多いです。そのため、婚活パーティーでの食事に地元の名物料理を提供したり、婚活パーティーの内容に地元の観光スポットを巡るような内容も取り入れたりするものもあります。こうした婚活パーティーに参加をすると、婚活パーティーでの出会い探しはもちろん、それに加えて地域のグルメや観光も堪能できます。

自治体の婚活パーティーのデメリットは?

自治体が主催している婚活パーティーには、企業が主催をしている婚活パーティーとは異なる魅力やメリットがあります。しかし、同時にデメリットも存在します。それでは、自治体が主催をしている婚活パーティーには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。ここでは、自治体が主催をしている婚活パーティーのデメリットについてお話します。

まず、条件を絞れないことが挙げられます。企業が主催している婚活パーティーでは、年齢以外にも参加条件を設け、ゴールインまでに考えている期間、価値観、ライフスタイル、職業・年収や趣味など相手に求める理想が婚活パーティーへの参加条件に含まれていることも多く、自分の考え方や理想に合った相手を探しやすくなります。しかし、自治体が主催をする婚活パーティーでは、こうした細かな条件が設けられていることは少ないため、参加者は企業が主催している婚活パーティーのように特定の条件を満たした相手だけではない状況になります。したがって、自分の理想を満たす相手が参加していない可能性も考えられます。ただ、色んな人が参加をするため、様々な参加者と交流をする中で「こういう人もいいかもしれない……!」という出会いや気付きを得られることもあります。

次に、申し込みや問い合わせ時の不便さです。企業が主催している婚活パーティーの殆どは、企業が公式ホームページを設けており、申し込みも問い合わせもホームページ経由で行えるケースが殆どです。そのため、仕事を終えて帰宅してからの遅い時間帯であっても、婚活パーティーに申し込むこともできます。しかし、自治体が主催をしている婚活パーティーは、企業のように公式ホームページなどを設けてインターネット上でも申し込みや問い合わせをすることができるようになっているものもありますが、電話や市役所などの窓口でしか対応していない場合もあります。そのため、申し込みや問い合わせをしたくても、営業時間が限られているため、なかなか自分のタイミングと合わないことも起こり得ると言えます。

そして、婚活パーティーのスタッフの対応が挙げられます。婚活パーティーを主催する以上、スタッフは参加者の心に寄り添い、参加者が不安や不便な思いをしないように努めます。これは、企業が主催している婚活パーティーでも自治体が主催をしている婚活パーティーでも共通しています。しかし、企業が主催している婚活パーティーのスタッフは数多くの婚活パーティーでスタッフ経験を積んでいるため、的確な対応をとれる人が多いのですが、自治体が主催をしている婚活パーティーの場合はスタッフを初めて経験する人も多いため、一生懸命に対応しようとしていても企業の婚活パーティーのスタッフより対応がもたついたり、婚活パーティーの進行が上手にできないことも起こります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。婚活パーティーは、大きく分けると企業が主催をしているものと地方自治体が主催をしているものに分けられます。企業の場合は、自社の利益のために開催をしていますが、地方自治体の場合は地域の活性化のために開催されていることが多い傾向があります。自治体が主催をしている婚活パーティーは地域の特色が強いものも多く、その地域ならではの内容を楽しみながら交流をすることもできます。

企業が主催をしているものと自治体が主催をしているものとでは、それぞれにメリット・デメリット、特徴も異なります。皆さんも婚活パーティーを探す時には、地域の自治体が婚活パーティーを主催していることもありますから、積極的に自治体の情報を確認してみるといいでしょう。

Pocket

スポンサーリンク

スポンサーリンク