同僚や友達が結婚するのを祝福しているうちに、「私もそろそろ考えた方がいいのかな……？」と私は婚活を一人で始めました。一人で婚活をスタートさせ、婚活パーティーに参加をする前にはインターネットで色々と調べたけれど、婚活パーティーの用語のようなものを目にすることも……
まだ婚活パーティーなどに参加をしたことがない婚活初心者の時には、婚活に関わる疑問も浮かびやすいものですよね。“カップリング”という単語は、婚活パーティーについて調べていると目にすることが多い言葉です。それでは、婚活パーティーの“カップリング”とはどんなものなのでしょうか？
今回は、婚活パーティーのカップリングとカップリング後の展開について、私の実体験を交えながらご紹介します！
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カップリングって何？マッチングとは違うの？
まず、カップリングの仕組みについてお話します。婚活パーティーや婚活イベントに参加をすると、参加者には番号が割り振られます。そして、パーティーやイベントが始まり、異性の参加者と交流をしてから、気になる相手の番号を申請します。この時の申請方法は、主催している会社からパーティーの間だけ貸されているタブレットに入力する方法とカップリングシートと呼ばれる紙に記入をして提出する方法があります。カップリングで気になる相手を申請する時には、パーティーによって多少の違いはありますが、第一希望から第三希望まで記入をすることが多いです。この時、もしも一人しか気になる相手がいないようであれば、全て記入をする必要はありません。
自分が気になる相手の番号はスタッフしか見ないので、安心して記入をすることができます。そして、スタッフは参加者全員の申請を確認し、カップリングが成立している男女を探します。お互いに相手の番号を記入している参加者同士はカップリング成立となります。
カップリングが成立したかどうかは、本人にしかわからないように伝えるパターンと成立したカップルのみ全員の前で発表されるパターンがあります。殆どは、本人たちにしかわからないように結果が発表されますが、後者の場合は大規模な婚活パーティーに多い傾向があります。
カップリングは、お互いに相手を意識している参加者を見付け、お互いに意識をしていることを伝えるためのものです。婚活パーティーや婚活イベントによっては、“カップリング”ではなく“マッチング”と呼ばれることもあります。“マッチング”と呼ばれていても、仕組みについてはカップリングと同じです。
カップリングは、どの婚活パーティーでもあるの？
カップリングは、全ての婚活パーティーや婚活イベントで取り入れられているわけではありません。カップリングの有無は、婚活パーティーや婚活イベントの公式ホームページに記載されていることが殆どですので、カップリングの有無が気になる方は事前にホームページでチェックをしましょう。
これまでに私が参加した婚活パーティーや婚活イベントからカップリングの有無の傾向を見ると、参加者が少ないもの、一対一での会話がメインのものにはカップリングを取り入れているところが多かったです。逆に、参加人数が100人を超えるようなものでは、カップリングが行われないことが殆どでした。
ただ、大規模な婚活パーティーでも、パーティーを盛り上げるための一つとしてカップリングを取り入れているところはあります。
カップリングには種類がある！
カップリングは、大きく分けると二種類あります。
一つ目は、パーティーやイベントの最後に気になる相手の番号を申請するタイプのものです。このタイプは、カップリングのチャンスは一度きりになります。そのため、交流する中で好感を持てた相手を忘れないように、相手の番号やどんな雰囲気の人だったかなどのメモを取っておくといいでしょう。
二つ目は、パーティーやイベントの途中に一度カップリングを行い、再び交流タイムを設け、パーティーやイベントの最後にもう一度カップリングを行うタイプのものです。このタイプには、いくつかメリットがあります。
まず、途中のカップリングで自分に対して好感を持っている相手がわかるため、最後のカップリング前の交流タイムに自分を意識している相手と交流して、相手がどんな人なのかを見ることができます。次に、途中のカップリングで気になる相手とカップリングが成立していなくても、何番の人から意識されているということが伝えられる場合は、自分が申請した相手ではない人から意識をされていることを知ると、その後、相手を意識するようになりやすいです。そのため、途中のカップリングで成立していなくても、最後のカップリングの前の交流タイムでアピールをすることで最後のカップリングの時に気になる相手とカップリングが成立しやすくなります。
カップリングを成功させやすくするコツは？
前項では、パーティーやイベントの中で二回カップリングが行われる場合には、途中で成立していなくても相手から意識をしてもらいやすくなることをお話しました。しかし、これは、自分を意識している相手の番号を知ることができるケースのみ使える方法です。
もし、カップリングの結果だけが伝えられる形だったら、最後の交流タイムの時に思いきってカップリングで相手の番号を申請したことを相手に伝えてみましょう。「実は、私、さっきのカップリングで●●さんの番号書いていたんです」と伝えられれば、あなたが相手を意識していることが相手に伝わるため、相手から意識してもらいやすくなります。
また、本当にその相手が一番気になるのであれば、「最後のカップリングも●●さんの番号を書こうと思っているんです」と伝えてみましょう。せっかく婚活パーティーや婚活イベントに参加したならカップリングで誰とも成立せずに終わるよりも、カップリングが成立して終えたいものですよね。それは、男性も思うことです。あなたが相手の番号を申請すると意思表示をすれば、相手はあなたの番号を申請すれば確実にカップリングが成立すると考えるため、最後のカップリングであなたの番号を申請しやすくなります。
カップリングのタイミングが一度しかない場合は、とにかく自分が相手に好感を持っていることをアピールすることがコツです。相手から自分に対する好感を感じていなければ、「どうせ申請しても成立しないだろうな……」と思ってしまいやすいもの……アピールをする時には恥ずかしさもあるかもしれませんし、勇気がいるかもしれません。しかし、カップリングの成功率を上げるためには、「今日お話した中で●●さんと話している時が一番楽しかったです！」「●●さんとお話していると、なんだかほっとします」など、あなたが好感を持っていることが相手にわかりやすく伝わるような言葉でアピールをしましょう。
カップリングが成立したらどうなるの？
婚活パーティーや婚活イベントでカップリングが成立したら、どうなるのか気になりますよね。「すぐにお付き合いってことになるの？」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
カップリングは、あくまでも婚活パーティーや婚活イベントに参加した男女で、お互いに意識をしている者同士が交流しやすいようにきっかけを与えるものです。そのため、カップリングが成立したからといって、すぐに交際しなければいけないわけではありませんので、ご安心ください。
カップリングが成立した後の展開は、主催をしている会社によって異なります。ただカップリングが成立したことを伝えられるだけのものもあれば、カップリングが成立した参加者同士だけが連絡先の交換を許されるというものもあります。
実際に参加したものを見ていると、小規模な婚活パーティーの場合は、カップリング成立によって連絡先の交換という流れが多かったです。そして、大規模な婚活パーティーではパーティーを盛り上げるために行われていることが多く、連絡先の交換も自由になっていることが殆どのため、カップリングが成立しても何かが起こるということは少ないです。
カップリングが成立した相手と交際に発展できる？
カップリングが成立するということは、婚活パーティーや婚活イベントに参加している人達の中でお互いに好感を持っていたということになります。ですから、パーティーやイベントを終えてから、連絡先を交換し、交流を続けていく中で交際に発展する可能性は十分考えられます。
しかし、婚活パーティーや婚活イベントでは、ほんの数時間の交流をしただけなので、カップリングが成立してもパーティー以降に交流をしていく中で「なんか違うな……」と感じて、交際に発展しないことだってあります。
また、カップリングが成立して連絡先を交換しても、それだけで舞い上がるのはまだ早いです。ある婚活パーティーで私もカップリング成立したことがあります。その時のパーティーは連絡先の交換が自由だったので、カップリング前に連絡先も交換していました。そして、カップリングの結果が発表され、相手も私のことを意識してくれていたと知り、LINEで「今日はありがとうございました。●●さんとお話できて楽しかったです！」とお礼のメッセージを送りました。すると、相手からも「こちらこそ、ありがとうございました。僕も〇〇さんとまたお話したいです！」と返ってきました。
しかし、それから彼の方から一切連絡が来ないのです。いきなりデートに誘うでもなく、当たり障りのないメッセージを送ってみても既読になるだけ……結局、その彼とはもう連絡を取っていません。
他にも、カップリングが成立し、連絡先を交換しても男性側から一切連絡をしてこないというケースも何度か経験しました。私の経験を踏まえると、カップリングが成立しても必ずしも上手くいくとは限らないと言えます。
おわりに
カップリングは、婚活パーティーや婚活イベントの参加者の中でお互いに相手を意識している参加者を見付け、お互いに意識をしていることを伝えるためのものです。時には、マッチングと呼ばれることもありますが、仕組みは同じです。また、カップリングには最後に一度だけ行われるもの、途中と最後の合わせて二回行われるものがあります。
カップリングという響きから、成立すると交際がスタートするようなイメージも湧きやすいですが、実際には連絡先の交換が許されたり、お互いに意識をしていることを知るだけなので、カップリングは相手との今後の交流のきっかけのような存在と言えます。
また、カップリングはお互いに好感を持っているからこそ成立するものですが、その後の展開は二人次第です。連絡先を交換しても、奥手な男性だと自分からなかなか連絡してこないこともありますから、カップリング成立に安心しきってしまうのではなく、婚活パーティーが終わってからも自分からアプローチをする気持ちが大切だと言えます。
