結婚式での靴のマナーは意外と知らない方が多いようです。友人の結婚式に出席する予定だけれど、結婚式にはどんな靴を履いて行こうかと迷ったことは多くの方が一度は経験したことがあることでしょう。結婚式へ出席する際は最低限のマナーを守って靴を選ばなければなりません。
結婚式や披露宴は、おしゃれ着でバッチリ決めて出席したいですよね!でも、結婚式にはふさわしくない靴があるのをご存知ですか?今日は結婚式で履いてはいけない靴をご紹介します。
是非、参考にしていただき、マナーを守って楽しい結婚式にしてくださいね!
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女性編:結婚式での靴マナー
1.結婚式では露出の多い靴はマナー違反!
結婚式はフォーマルな式です。靴に限らず、ドレスでも「露出の多い」靴や服装はNGです。
- サンダル
- ミュール
- オープントゥ
- ブーツ
上記のような露出度の高い靴は避けるようにしましょう。つま先のあいた靴はカジュアル感が出てしまうだけでなく「つま先が出る」が「妻が先に出る」という不吉なものとされているため、結婚式ではタブーとされていますので気をつけましょう。
ブーツもカジュアルな靴ですので避けたほうが無難です。北海道など寒い地域でも、結婚式には履かないようにしましょう。
2.バイカラーの靴はマナー違反!
バイカラーとは2色の配色のことを言います。
参考URL:http://lavitafelice.jp/?pid=50437295
2色に分かれている靴は「別れ」を連想させるため、結婚式ではNGとされています。結婚式に出席している年齢層が高いときは、マナー違反と思われてしまう可能性があります。友人だけで執り行われるようなラフな結婚式や披露宴では問題ないです。
フォーマルな結婚式のときはバイカラーの靴は避けたほうが無難です。
3.アニマル柄の靴はマナー違反
参考URL:http://item.rakuten.co.jp/vectorpremium/084-201410302305/
アニマル柄の靴は「殺生」を連想させるため、結婚式ではNGとされています。たとえ、実際に動物の毛じゃなく、フェイク素材だとしても結婚式で履くのは避けてください。アニマル柄の靴は、見た目も派手なものが多いです。華美な靴も結婚式にはふさわしくないです。あくまで新郎新婦が主役なので、主役より目立ってしまうようなアイテムは避けるようにしましょう。
4.平たい靴は出来るだけ避ける
参考URL:http://blog.apakabar-style.shop-pro.jp/?cid=31886
結婚式では、ヒールのない靴は出来るだけ避けるようにしましょう。女性のパーティードレスにはヒールのない靴はコーディネートしにくいですし、結婚式というフォーマルな場所ではヒールのある靴を選ぶようにしましょう。ヒールは3cm以上ある靴のほうが、足が美しく見えるという効果もあります。
病気やケガ、妊婦さんなど特別な理由がない限り、ヒールの高さが3cm以上の靴を選ぶようにしてください。ヒールの高い靴が苦手という方は、式場で靴を履き替えるという方法あります。荷物になるのが難点ですが、どうしてもヒールが苦手という方は履き替えてみてはいかがでしょうか?
男性編:結婚式での靴マナー
結婚式では女性に限らず、男性にも靴のマナーがあります。特にフォーマルな結婚式の場合は注意が必要ですよ!
5.フォーマルな結婚式では「黒」の革靴をチョイスしましょう
フォーマルなかっちりとした結婚式に出席するときは「黒」の革靴をチョイスしてください。黒の革靴が最も格式が高いとされています。ブラウンなどの茶系色の靴は、招待状に平服の指定があったときに履いても問題ありません。
特に平服指定がなく、迷ったときは黒を選ぶのが無難ですね。
6.フォーマルな結婚式では内羽根式のストレートチップを
参考URL:http://www.matt-trading.co.jp/scene/wedding2032.html
結婚式では黒の革靴を選ぶのが無難だということはご理解頂けたかと思います。ですが、黒の革靴だったら何でもいいということではありません。フォーマルな結婚式では「内羽根式ストレートチップ」の革靴が望ましいです。
内羽根式と外羽根式
参考URL:http://tebaku.net/archives/490
革靴には「内羽根式」と「外羽根式」の2種類あります。「内羽根式」とはヒモを通す部分が甲の下(内側)内側に、一方、「外羽根式」とはヒモを通す部分が甲の上(外側)という違いがあります。
「内羽根式」はフォーマルなシーンで活用します。「外羽根式」はカジュアルなシーンで活用するという違いがあります。フォーマルな結婚式では「内羽根式」を選ぶのが無難です。
ストレートチップとプレーントゥ
参考URL:http://futata.co.jp/special/recruit/sp/mens_step03.html
ここではストレートチップとプレーントゥの違いをご紹介します。「ストレートチップ」とはつま先の革の切り替え部分がストレートになっている靴のことを言います。「プレーントゥ」とはつま先に飾りがないシンプルなタイプの靴のことを言います。
一般的にフォーマルなシーンでは「ストレートチップ」が望ましいとされています。「プレーントゥ」は夕〜夜にかけて行われる結婚式の際に履くのが望ましいです。招待状で平伏指定がある際はプレーントゥでも問題ありません。
7.結婚式のNG靴:男性編
動物の皮を連想させる靴
参考URL:http://allabout.co.jp/gm/gc/196753/2/
女性のNG靴でもご紹介した通り、動物の皮を連想させるアイテムは結婚式でのNGアイテムです。殺生を連想させるため縁起が悪いものとされています。写真のようなクロコダイル、あとはスウェードの靴もNGです。
ブーツ丈の革靴
参考URL:http://store.shopping.yahoo.co.jp/sansuiya/llb20-5bk.html
ビジネスシーンではよく見かけるようになったブーツ丈の革靴です。こちらもカジュアル感が強く、フォーマルな結婚式ではまだ馴染まない靴と言えるでしょう。特にご年配の出席者が多い結婚式では絶対に履かないほうがいいです。
メダリオン付きの靴
参考URL:http://item.rakuten.co.jp/boutsuton/k-292black/
ストレートチップの革靴でも、写真のようなつま先の穴で飾りを付けた「メダリオン」も避けるのが無難です。こちらもカジュアルなシーンでは良いですがフォーマルな結婚式では出来るだけ避けてください。
まとめ
結婚式で気をつけなければならない靴のマナーはご理解いただけましたでしょうか?今日ご紹介したマナーは「フォーマル」な結婚式でのマナーです。友人同士で行うラフな結婚式パーティーなどは自由な服装で構いません。
フォーマルな結婚式でのマナー違反は、新郎新婦に迷惑を掛けてしまうこともありますので、注意してくださいね!マナーを守った靴選びをしていただき、結婚式を存分に楽しんできてくださいね!