婚活をする時に大切なのがプロフィールです。それは婚活のサービスなどで表示されるものや、実際に婚活パーティーなどで自己紹介する時など、あなた自身を知ってもらうために一番欠かせない要素になっています。写真、年齢、経歴、趣味や考え方。それらは同じく婚活している異性にとって、一生一緒に過ごせる人を探している方にとって、最も知りたい情報です。
そのためにはまず自分自身のことを、今まで以上に知る必要があります。そして、相手のどんな部分を見るようにすれば良いのか。同時にあなたと同性の方たちとどのように差を付けるべきなのかについてお話します。
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自分のプロフィールを見てみよう
まずはご自身のことを面接官だと考えてください。客観的に書類を見るようなイメージです。婚活サービスなどで表示される項目として年齢・地域・性別・職業など、自分で入力するというよりも選択肢の中から選ぶような部分がありますね。それらは空白になっていませんか?必須の項目でないからといって、チェックを忘れたり、答えたくないという気持ちで選ばなかったりしていませんか?異性が見た時に、例えば未回答・未選択・なし。こういった表示になっている部分が多いと、心配になりますし、不安になります。もちろん、嘘を書くのはNGですし、必要以上に個人情報を載せる必要もありません。必要事項として用意されていない部分も細かく目を通し、しっかりと入力しましょう。
次に自由に文章を記載出来る欄ですね。例えば自己紹介で1000文字以内ですとか、300文字以上という注意が書いてあったら、あなたなら何文字記載しますか?それが紙ベースのものであっても、データ上のものであっても、少しでも多くの情報を載せるべきです。その理由としては、誰が見るか、どれだけの人が見るか、そしてどのタイミングで見るかわからないからです。
自己紹介の部分が自由に書けるとして、その欄が適当であったり、ただ文字が埋まっているようなものであったとして、あなた自身がそういった人を見た時、コミュニケーションを取りたいと思いますか?プロフィールをしっかりと作れない人が、いざ異性の前で話せる。自分をアピール出来るなんて都合の良い話はありません。
婚活で成功している人、すなわち結婚や交際できる人とそうでない人の違いは、自分を知ってもらい、相手を理解できるかどうか。そして会ってみよう。もっと一緒の時間を過ごしてみたいとお互いに思えるかどうかです。
言い方を変えますと、婚活をしなくても、特定の異性と付き合える人が、婚活をしているとして、婚活をしても、実生活の中でも、自分のことを知ってもらうこと、相手を理解することが出来ない人が敵う理由などないのです。
例えば、料理が好きでとても上手な女性がいるとします。料理が嫌いで苦手な女性がいるとします。その場合、普通にどちらを選びますか?家事が好き、子供が好き、倹約家の女性がいます。家事が嫌い、子供が嫌い、お金遣い荒い女性がいます。あなたはどちらを選びますか?
プロフィールで伝えなければならないのはこの部分なのです。こういった所を見て、異性は相手を選び、自分を選んでもらおうとします。プロフィールをしっかりするということは最低限どころか、絶対不可欠であることがおわかり頂けますでしょうか。
もう少し詳しく書いてみましょう。
例1:38歳男性婚歴なし
はじめまして。プロフィールを見てくれてありがとう。
こういったところで婚活をするのは初めてです。仕事や普段の生活では出会いがありません。
結婚してくれる女性がいましたら仲良くしてください。よろしくお願いします。
(103文字)
例2:38歳男性婚歴なし
こんにちは!
結婚を前提にお付き合いをしてくれる女性を探しています。
自分は業界的には○○○系であり、今年で勤続12年目です。
趣味は登山とドライブ、冬ならスノボーもします。会社の付き合いでゴルフもしますが、まだまだひよっこです。休みの日は読書か、撮りためたテレビを見ていることが多いです。
昔から自炊をしていて、料理をするのが好きです。細かいですが掃除や洗濯、洗い物など家事は苦じゃありません。
最近は弟夫婦がよく遊びに来るのですが、甥っ子がとても可愛くて感動しています。自分に子供が出来たら、甥っ子以上に大切にしようと考えています。
元々、同僚や上司のお子さんとか遊ぶ機会もあり子供と接することは多かったです。何より弟と歳が離れているため、小さい頃から面倒を見ていました。自分では気が付かなかったけど、子供が大好きみたいです。
自分は相手の女性に条件とか求めたりすることはありません。お仕事や趣味、ご家族や友人、どんなことでも受け入れる自信があります。一生に一度のことだからこそ、真剣に向き合える人と巡り会いたいです。
(414文字)
このふたつの例を見る人によって、見え方が違うという説明をします。
一見、文字数は少ない。どこにでもありそうな自己紹介。何よりも人柄やどんな性格なのか何にも伝わってこないし、会いたくなる要素ですとか、結婚の対象とは考えられません。そう思わされるのは例1ですね。
そして文字数はある程度あるけれど、逆にありきたり過ぎる。自分を作ったような自己紹介。そう思えるのが例2です。
逆に人によっては簡素でも、同じように婚活をするのが初めてで、出会いがないのも同じ、結婚を考えている異性であれば例1の男性にメッセージや声を掛けたりするかもしれません。
そして例2の人もしっかりと記載されていると感じた女性であれば、お話してみよう。会ってみたいと感じるかもしれません。
ここで何を言いたいのかというと、あなたは誰に向けて、プロフィールというメッセージを送りたいか、です。
百人の女性が見て、交際を申し込んでくるようなプロフィール。
ただ一人でもあなたのことをきちんと理解し、話してみたいと考えてくれるプロフィール。どちらが正解でしょう。実際には百人の方が良いように感じますが、百人とコミュニケーションするのは大変です。自分の好みでなければ、百人にお断りのメッセージをしなければならない。
逆に一人であればじっくりとお話することが出来ます。大事なのは百人と結婚することはないということ。同時に出会いの数が増えれば増えるほど、別れなければならない、傷つかなければならないことが増えるということなのです。
プロフィールは記載の仕方によってフィルターになります。自分の必要としない異性とはコミュニケーションすることがお互いにとって無駄になってしまうからです。
プロフィールや自己紹介は見てもらうという受け身ではなく、相手に自分を見せるという攻め姿勢であることを意識しましょう。
そして同時に、自分のプロフィールを見てメッセージをしてくれるのであれば、自分を理解しようとしてくれる人であることを忘れないようにしてください。今度はあなたが相手のことを知るために努力をする番でもあるということです。
次は自分のプロフィールをもっと良いものにするためにはどうするべきか。そう、同性のプロフィールを見てみるのです。
同性のプロフィールを見てみよう
自分以外の同性であれば、ある意味婚活のライバルと言えます。では、ライバルよりも優れば、婚活には有利でしょう。
ここで考えなければならないのは、しっかりとしたプロフィールを作っている同性を探せば良いのではないということです。
前の項で例として出した通り、同じプロフィールでも受け取り方によって見え方が違う。そして自分を見せる攻めの姿勢であるべき。あなたは自分のプロフィールを異性に見てもらい、あなたが望む人からメッセージやコミュニケーションが取れるようにすることを考えるべきなのです。
では、どういった異性からメッセージがもらえるようにするべきか。まずはそこを考えましょう。そして、その考えた部分を記載している同性のプロフィールを見るべきです。
例えばあなたが女性で料理が得意なら、検索のキーワードは料理と得意ですね。次に子供が好き、ということを伝えたいのであれば、そのまま検索します。その検索で出てきたプロフィールを見て、どんなことが書いてあるのかを見てみましょう。
女性であれば婚活サービスを利用開始するだけで、特に自己紹介をしっかりと書いていなくてもメッセージやコミュニケーションが増えます。年齢と地域で絞り、例えば新人のような検索方法があればそれだけで男性はメッセージを送ってくるからです。
裏を返せばしっかりとプロフィールの自己紹介部分を作るようにすれば、きちんと見てくれた男性からのメッセージを受け取れるということ。特に同地域で同世代でキーワードで絞って女性のプロフィールを見れるだけ見るようにしましょう。
そしてその中で自分と同じ属性、雰囲気だと感じる女性のプロフィールよりも優れているように作成するようにします。
次に男性であれば、釣りが好き。フィギュアが好き。何か趣味があればそれらをキーワードとして検索します。男性のプロフィールにありがちなのが、自己満足な文章だけだったり、相手に伝えなくても良い、余計なことを書いてしまっているケースが多いです。
例えば彼女いない歴=年齢などと書くとします。それを見た女性の何%が貞操観念がある男性で素敵!と思うでしょうか?大半はそんなに長い間、女性と付き合うことが出来ないという男性とわざわざ付き合ったり、メッセージなどでコミュニケーションをしたいとは思いません。欠点があるようにしか見えないからです。
しかし、それも書き方一つです。彼女いない歴云々ではなく、仕事一筋であった。勉強や趣味に対し、時間を使っていた。自分ひとりの時間はもう十分だから、ずっと一緒に過ごせる女性を探しています。もし、こう書いてあるとして、実質的には彼女いない歴=年齢だとしても、受け取る側の印象は違うでしょう。
嘘を記載するのはNGですが、わざわざ見え方が悪い、悪い捉え方しか出来ない文章を自己紹介に書く必要はありません。
婚活をするからには女性も真剣です。その真剣で本気な場で自虐的な要素ですとか、お笑いのネタみたいなことは書く必要はないのです。むしろ記載してしまうことで、この人はふざけてるんだな。真剣に結婚とか考えてないんだなと感じられてしまいます。
男性がプロフィールを作る時は女性の立場になって、この人と会いたいと思えるもの、ふざけたり、笑わせたり、不愉快にさせたり、印象が悪くなることを記載しないということを心がけましょう。
これは男女共通ですが、友人や家族に一度、見てもらうというのも手です。自分の良さが自分でわかっていないこともありますし、冷静に第三者から見て変だと思えば、それは変だからです。
次は異性のプロフィールについてです。
異性のプロフィールを見てみよう
今度は異性ですからあなたがどんな人が良いのかと選ぶ番だと考えるでしょう。まずその意識をストップしてください。プロフィールを見て選ぶのではなく、自分のプロフィールを見てもらうことを前提として異性のプロフィールを見るようにします。
先程までは自分のプロフィールですから作りこんだもの、しっかりと考えるようにと伝えていました。
しかし、それらが苦手な方の中にあなたと相性の良い人がいたらどうしますか?そうです。純粋に機会損失となります。では、プロフィールを見ないでメッセージやコミュニケーションを求めるべきなのか。それも違います。
最初に考えるべきなのは共通項があるかどうかです。趣味であれば読書とか、純粋にテレビが好きとか、登山でもサーフィンでも何でも構いません。あなたの好きなことに類するキーワードで検索するようにします。この時点では年齢や地域などは考えず、キーワードだけで異性のプロフィールを少しずつ絞ります。
そして次にどうしても外せない要素として年齢か地域を絞ります。そうするとあなたと共通項があり、年齢、地域が近い人のみが残ります。その人数が1桁であれば、地域を絞るのを止めます。それでも1桁であれば年齢の絞りを外します。その人数が2桁くらいになった時、初めてひとつひとつのプロフィールを見るようにしましょう。
その中からあなたは選ぶということを考えなければならない。そして自分のプロフィールをその人が見た時にメッセージを送って返事が来るだろうか?と考える。
そのままのプロフィールで返事は来ない。自分だったら無視してしまうだろうなと考えたのであれば、プロフィールを作り直す必要があるということになります。そして作りなおした後、メッセージを送ったりコミュニケーションを開始するようにしましょう。
最後に
婚活をしていると、謎の自信があって、男女問わず、話せばわかるとか、プロフィールに記載するのは嫌とか、マイナスなことをそうでないと考えてしまう方が多いです。
例え話せば理解してもらえて、結婚することが出来るコミュニケーションを持ちあわせているのなら、とっくに結婚出来てます。
そしてプロフィールをしっかりと作らないことで、その直接会って話す機会を自ら失ってしまっていることを理解されていないのでしょう。
婚活サービスではなく、婚活パーティなどでも、頭の中にしっかりと自分の自己紹介、プロフィールがあれば話しやすいです。
それはきちんと自分の話、自己紹介が出来る異性に対し、話した異性は必ず自分のことも話しやすくなるからです。
自分を知ること。自分を知ってもらうこと。その次に初めて相手と話す機会、相手のことを知る機会があるのだということを忘れないようにしてください。
一番大切なのは自分を知ってもらい、相手を理解する。それが婚活の近道、同時に人を好きになるための方法であると言えます。
このお話を聞いてくれたあなたの婚活がうまく行くことを心より願っております。