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婚活サイトで知り合った方と会うまでに確認しておきたいこと

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社会に出て数年。仕事も安定し始めてアラサー世代に突入すると、婚約や結婚、出産する人もちらほら。周りを見て結婚を焦り始める男女も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

「そろそろ結婚したい(しなくちゃ・・・)」と思い始めた時、思い浮かぶ婚活の手段は何でしょうか。親戚や友人、同僚(上司)の紹介、婚活パーティ、結婚相談所、婚活サイト…。

一番安心なのはやはり知り合い(親戚、友人や同僚、上司)の紹介だと思いますが、紹介のあてがある方ばかりではないと思います。また、知り合いにお願いするからにはそれなりのデメリット(合わなかったときに断りにくい、お願いするのがはずかしい…)もあると思います。結婚相談所もお金がかかります。入会金、毎月の月会費、会社によっては成婚料・・・。

最近は、「退会させてくれない結婚相談所」もニュースになりましたね。営業がしつこい業者もたまにいるとも聞きます。この手のサービスを利用するには不安が伴う方もいらっしゃると思います。ではまずは婚活サイトから・・・。と思う方も多いのではないでしょうか。婚活サイトなら無理な営業も、高額な費用もありません。

忙しくてもスマホを片手にお相手を探せるのも魅力です。実は、人の紹介でも結婚相談所でも婚活サイトでも、成婚にいたるまでにすることは同じで、連絡を取り合って、会って、デートを重ねて、お付き合いして、お互いが「この人と一緒にいたい」と思えた時に結婚、というプロセスは共通していると思います。ですので、どちらを利用しても考えようによっては同じです。いずれにしてもまずは連絡を取って会わなければはじまりません。

結婚相談所や婚活サイトを利用する方法は、知り合いの紹介に比べて会うまでのプロセスが長くかかり、会うことのリスクが高まることも事実です。婚婚相談所や婚活サイトを利用している方の中に、初めの段階として「会う」ことをゴールにされている方がいらっしゃいますが、これでは婚活はうまくいきません。「会う」ことがゴールであれば案外簡単にゴールが果たせてしまうのです。結婚相談所や婚活サイト上ではすぐに会いたがる人が意外に多いのです。お相手の方も早く結婚にたどり着きたいと考える方が多いですからね。ただ、世の中にはいろいろな人がいて、そこに付け込んでくる方もいらっしゃいます。そうでなくても人同士なので、合う合わないはどうしても生じます。上記に述べたとおり、「会う」ことにはリスクが伴います。

多くの方は休日に時間を割いて交通費をかけて、お相手にお会いしますよね。また、カフェに入るのもお金がかかります。サイトで出会った方と初めてお会いするのは想像以上に体力と気力を要します。貴重な時間とお金を犠牲にして、会ってみたけど合わなかった、という事態は多少はあるものの、最小限にしたいものです。それだけではなく、女性には安全面のリスクが伴います。突然ホテルに連れ込まれた、会ってみたら(付き合ってみたら)既婚者だった、写真が別人だった・・・など。

せっかくお会いするために割いた貴重な時間、お金が無駄にならないように、会う前にそのお相手に合うべきか見極めることが必要です。しかし、婚活サイトの情報だけでは見極めにくいのも事実です。婚活サイトは有料のものもありますが、結婚相談所に比べて安価だったり、無料のものも多数ありますが、お金がかからない分、得られるお相手の情報が少ないというデメリットがあります。ここでは、相手の方にお会いするまでに見極めるべきことと婚活サイトで得られる少ない情報から相手のことを引き出す方法をご紹介します。

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身分証明書など、提出している書類はあるか

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利用するサイトにもよりますが、身分証明書の画像やクレジットカードの画像(もちろん、どちらもサイト上では非公開です)や独身証明書などの提出を利用の条件にしているところがあります。

何もなくてもショートメールなど簡単な機能は利用できるので出さなくてもいいのですが、何も出していない人は気をつけましょう。当たり前ですが、身分証明書を出している方の情報が信憑性が高いです。身分証明書の提出を求められているのに提出していない方は注意が必要です。

独身証明書は役所までとりに行かなければならないので、わざわざ提出していない方は珍しくないと思いますが、それ以外の書類の提出にはそれほど手間はかかりません。お持ちの保険証や免許証を撮影し、サイトの添付欄に添付して送るだけです。もちろん、相手に安心してもらうためにもあなたも身分証明書の画像ぐらいは提出しておきましょう。

なにも提出を義務付けないサイトは利用しないほうが無難です。また、身分証明書を提出していない方があまりにも多いサイトは会員の真剣度が低い可能性があります。時間を無駄にしないためにも他のサイトの検討をお勧めします。

サイトだと相手のことを知る手段が限られています。また、結婚相談所と違い、登録内容を保証してくれる人はいません。ですから、実は既婚者だった、なぜか偽名だった、職業が全然違った、年齢をサバ読まれていた・・・となると時間の無駄です。また、最悪の場合、身を危険にさらすことも。何があっても責任を取ってくれる人がいない、相談に乗ってもらえる人がいないというのも婚活サイトのデメリットです。

そういう点では、紹介や職場など身近な場での出会いと比べ慎重になるべきでしょう。いきなり本名や年収や年齢を聞く必要はありませんが、サイト上でも真の身分を明かしている方やそんな方が多いサイトを選ぶほうが無難です。

連絡を取り始める際のマナーはどうか

サイト上でのやり取りではわざわざサイトにログインしなければならないのでお互い不便です。また、サイトによってはやり取りに制限があったり、1通のやりとりにつき料金が課金されるサイトもあります。

なので、早い段階からラインやメールアドレスなどを早くから聞く場合があります。もちろん、初めから住所や電話番号などを教えなければラインでもメールアドレスでも自己責任で教えても構わないと思いますが、ラインやメールが来たときの内容はどうでしょうか。

「(こちらで)合ってる?」や、「会いませんか?」と当然きませんでしたか?お互いラインやメールは初めてのはずですから、名乗るのがマナーです。こういったサイトだけではありませんが、文面や文章はその方の人格が分かるものです。やり取りの始まりの時点で違和感があった場合は慎重になったほうがよさそうです。

また、あまりお互いのことを知らないうちからやたらと会いたがる人も要注意。そういう時は多忙を理由にお断りするか、もう少しやり取りしてからにしたい、と正直に伝えましょう。それで連絡が来なくなったらその方はそれまでの方です。次に進みましょう。

相手を知るための情報が少ないからこそ、会うまでに細かいところから確認していきましょう。また、相手をジャッジするからにはご自身も文面には気をつけましょう。仮に相手の方が年下だったり同い年だったりしても敬語を使うのが無難でしょう。

素行はやりとりで知っておきましょう

相手の方がどのあたりに住んでいるか、どんなお仕事をしているか、休日はいつ?趣味や好きなものは?このぐらいなら連絡を取るだけで知ることは簡単でしょう。また、やり取りの時間帯から相手の方の忙しさや生活リズムが垣間見えるかもしれません。

いきなり年収などを聞くのは失礼ですが、お互いの仕事について教え合うのはできるはずです。そのお仕事からも生活リズムが推測できます。逆に、相手の方からもあなたの職業から生活リズムが分かるはず。朝早いお仕事なのに、真夜中にメールをしてきて、謝罪の言葉もない方は避けたほうがよさそうです。

また、インドア派かアウトドア派かが正反対なら、お付き合いしても難しいかもしれません。住んでいる場所がお互い遠ければ会うのも負担になってしまいます。交通費もバカになりません。もちろん、交際することになったらそれがずっと続くことになります。結婚後はどうするのでしょうか。初めから結婚を考える必要はありませんが、物理的な距離は変わらないもの。

会うのが大変な距離の方は避けたほうがお互いのためです。さまざまなやりとりなどで普段のことを伝え合い、その方の考え方はどうか。

合わないなぁ、と思ったら考え直すとよいかもしれません。深く考える必要はありませんが、会ってもいないのに違和感があるということは、会っても合わないかもしれません。筆者の経験上、知り合いの紹介と比べ、相手の方との共通点も少なく、人となりも容姿もわからない方と初対面で会ってまとまった時間を二人きりで過ごすのは想像以上に大変です。

貴重な休日に会っているのならなおさらです。お互いの時間とお金が無駄にならないよう、普段のことはやり取りを通じて知っておきましょう。ただ、聞きだし方には気をつけましょう。探られていると思うと誰でも嫌な気分になるものです。自然なやり取りから相手の方のことを知っていってください。

また、デリケートな質問は避けましょう。たとえば、家族構成(片親の方やご両親を亡くされていることもあります。)や過去の恋愛のことなどです。相手の方のいろいろなことを知って、会いたい、と純粋に思えた方がいらっしゃればお会いするのがよいでしょう。

はじめて会うならお昼にしましょう

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特に違和感もなく、いよいよ両者の合意のもとで会うことに。でも、会う時間は気をつけましょう。当然のことながら、夜に会いたがる方は危険。夜に約束は避けたほうが無難でしょう。

また、休日が少ない方や休日がなかなか合わない方であれば仕事終わりに会うこともあるかもしれませんが、時間はあまり遅い時間を設定せず、お会いした時点で終電の時間や明日は朝が早い旨を事前に伝えておきましょう。初対面なので、お酒は飲まないほうが無難です。また、お昼間でも、長時間約束するのも避けたほうがよいでしょう。初対面です。会ってみて盛り上がらなければお互いにとって窮屈でしかありません。

やはり、初めはカフェで数時間お茶ぐらいが無難です。

途中で切り上げにくければ、「○時から予定が入っちゃって・・・」と、伝えましょう。初めから伝えておくほうが無難です。筆者の経験上、仕事が多忙な時期は避けたほうがよさそうです。なぜなら、そんな中で休日にお会いしても対応が適当になってしまい、せっかくの出会いが無になるかもしれません。できればコンディションが整ったときにお会いすることをお勧めします。

いかがでしたか。婚活サイトは有料のものと無料のものがありますが、有料のものでも結婚相談所に比べて安く利用できるものが多く、金銭的に言うと結婚相談所より効率的節約して活動できると思います。しかし、お金がかからないからにはデメリットもあり、事前に入手できる情報は少ないもの。また、信憑性も不明なのでリスクも伴います。

サイト上で得られる情報を最大限に生かし、真偽を見極めたり、足りないものはご自身で引き出すスキルを身につけ、相手の方を事前に知っておきましょう。もちろん、聞くからにはプライバシーにかかわること以外はあなたもオープンになりましょう。

あらゆるリスクを回避するために会う前に慎重になるなどして婚活サイトをうまく利用し、幸せになれる方と出会いましょう。婚活を開始する方の多くは結婚を焦っている方が多いと思います。しかし、早く結婚することと幸せな結婚をすることは違います。結婚はゴールではありません。むしろ新しい生活のスタートです。

焦りのあまり、「とりあえず会ってみる」はできるだけ避け、会う前に確認できることは確認しておきましょう。「急がば回れ」です。焦りのあまりに自分を安売りして逆に時間を無駄にしないようにしてください。もちろん、会ってもいないのに会いたい方を見つけるのはとても大変なことです。

「この方」と決めるまではだれかわからなくならない程度に同時に複数の方とのやり取りをすることをお勧めします。また、実際にお会いした方と合わなくてもくじけず、根気強くお相手の方を見つけ、やり取りを進めていきましょう。初めは失敗することもあるかもしれませんが、その失敗をばねに、あなたに合ったベストパートナーを見つけましょう。婚活は「根気強さ」がカギです。失敗してもくじけずに行動してみてください。

婚活が実り、幸せな結婚生活が手に入ることをお祈りいたします。

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